英語が話せてよかった!ベトナム留学中に実感したメリットとは

こんにちは!VVレッスンでベトナム語講師をしている瞳です
私自身、ベトナム語も英語もまだまだ学習中ですが、日常会話であればできるようになりました。
今回はそんな私が、ベトナムで暮らすなかで「英語がどのくらい役立ったのか」をお話ししたいと思います。
ベトナムでは、まだ英語を話せる人の割合は決して多くありません。
基本的にはベトナム語が主流ですが、大学生の中には英語が話せる人も多く、ハノイやホーチミンなどの都市部では、レストランやカフェで英語対応してくれるところも増えています。
そんな環境の中で、英語を話せたことで私の留学生活はどんなふうだったのか。
ベトナム語が下手でも英語で助かった場面

日常のちょっとした場面で英語が救世主に
ローカルレストランでは英語が通じないこともありますが、メニューの単語を指さしたりすると意外と通じることもあります。
観光地の洋食レストランや、ローカルより少し高めのお店では英語でやり取りできることが多く、安心感がありますね。
手続きやトラブル時も英語でなんとかなる
ホテルのチェックインや郵便局でのやり取りなど、いざという時は英語が頼もしい味方になります。
相手が完璧な英語を話せなくても、「伝えよう」とする姿勢があれば意外と意思疎通できる場面もありますよ。
翻訳アプリも便利ですが、自分の言葉で話すほうがスムーズで気持ちも通じやすいと感じました。
大学の手続きでも英語が大活躍
私はホーチミン7区のTôn Đức Thắng大学に通っていました。
この大学は海外からの留学生も多く、英語で対応してくれる職員が何人もいます。
少し複雑な手続きも、ベトナム語では無理だと思った時に英語で説明すると、丁寧に助けてくれました。
地方の大学でなければ、どこでも英語が使えるスタッフはいると思います。

翻訳機に頼ることもできますが、やっぱり自分の声で伝わったときの嬉しさは格別です。
「ちゃんと通じた!」というあの瞬間が、留学生活の小さな自信につながっていきました。
国際的な友達の輪が広がった

キャンパスで出会った多国籍の仲間たち
私が通っていた大学には、留学生がたくさんいました。
国際交流サークルのような活動もあり、そこで出会ったベトナム人の学生や、ほかの国からの留学生たちと仲良くなって、よく一緒に遊びに行ったり、ご飯を食べたりしていました。
最初は緊張しましたが、共通の言語である英語を通じて、あっという間に距離が縮まったのを覚えています。
寮生活での英語漬け毎日
滞在していた寮では、最初は「ベトナム人とルームシェアをする」と聞いていたのですが、ある日突然ドイツ人のルームメイトが入ってくることになりました。
それ以来、毎日が英語漬けの生活に。
ベトナム語を練習するつもりで来た私にとっては想定外の展開でしたが、
お互いの文化や考え方を話し合う時間がとても刺激的で、今では良い思い出です。
色んな国の人と過ごす日々は、まさにカラフルで、毎日が小さな発見の連続でした。
ネットやツアーで繋がる新しい縁
留学したばかりの頃は、友達が少なくて少し心細い時期。
そんなとき、SNSで知り合った友人と英語で会話をしながら出かけることもありました。
お互い「英語を練習したい」という目的があったので、自然と会話が弾みました。
また、現地で外国人向けの旅行ツアーに一人で参加したこともあります。
そこ出会ったシンガポールの家族と意気投合し、一緒に観光を楽しんだあと、夜ご飯まで一緒に食べに行ったことがありました。

英語があるだけで、留学生活の孤独が“世界とのつながり”に変わっていく感覚がありました。
「伝わる喜び」を通して自信がついた

通じた瞬間のうれしさ
どんな言語でも、「話してみる → 伝わる」この瞬間は本当にうれしいものです。
相手が笑顔で「わかったよ」と返してくれた時の安心感と達成感。
たった一言でも自分の言葉で伝わったとき、「ああ、やってきてよかった」と心の底から思えます。
逆に、伝わらなかった経験も、次はどう言えば通じるかを考えるきっかけになって、
確実に自分を成長させてくれました。
積み重ねた時間が“自信”に変わる
私は英語を「ネイティブキャンプ」で、ベトナム語を「VVレッスン」で学んでいます。
練習した時間のぶんだけ、少しずつ言葉が自分の中に染み込んでいく。
それがいつのまにか自信に変わっているんですよね。

外国語が話せるようになると、世界が急にカラフルに見えてきます。
これからもたくさん学び、たくさん旅をしながら、
言葉を通じて出会う世界を楽しんでいきたいと思います。
さいごに
ベトナム留学を通して感じたのは、「言葉は自分の世界を広げる鍵」だということです。
ベトナム語がうまく話せなくても、英語があったおかげで人とつながれた。
その小さな成功体験が、自信へと変わっていきました。
もちろん、最初からうまくいくわけではありません。
伝わらなくて落ち込む日もあるし、何度も言い直してやっと理解してもらえることもあります。
でも、そんな一つひとつの経験が「次こそは伝えたい」という原動力になっていく。
そして、伝わった瞬間のあの笑顔が、何よりのご褒美です。
言葉は勉強のためにあるんじゃなくて、人と心をつなぐためにあるんだと実感しました。

これからもたくさんの国で、たくさんの人と話してみたい。
まだ完璧じゃなくても大丈夫。
英語でも、ベトナム語でも、たどたどしくても“伝えようとする気持ち”があれば、世界は必ず応えてくれるはずです。

